壺齋散人の旅 |
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ソウル滞在記 その一 |
十二月十日(土)陰。午後四時半頃成田空港第二ビル三階の日航カウンターに到り、横、今の二子と落ち合ふ。しかしてチェックインを済ませ、喫茶店に小憩して後、午後六時過ぎに搭乗す。飛行機は午後六時四〇分発JL九五九便なり。 滑走路混雑のため午後七時三〇分頃離陸す。ややして食事の供応あり。缶ビールを飲みつつ食ひたり。 午後十時、仁川空港に着陸す。韓国は日本と時差あらざる故、時計の針を動かす必要もなし。両国が時差を同じくするは、日韓併合時代の名残ならんか。 出発ロビーに到れば現地案内人出迎へに来りてあり。金景朱(キムキョンス)といひて、三十代半ばほどの冷静なる雰囲気の男なり。彼に案内せられてマイクロバスに乗り込みぬ。 同行の者を確認するに。我らのほか三組あり。もっともその者等とは、一組を除いて翌日以降行動を共にすることあらず。 ホテルに到着せしは深更十二時頃なり。ヴィクトリア・ホテルといひて、ソウル市北部にあり。都心からは地下鉄にて二十分ほどの距離なるべし。 本館ロビーにてチェックインしたる後、別館の客室に案内せらる。マンションを思はせるつくりにて、高級感はあらざれど、部屋はそこそこに広く、床はオンドル式なり。 シャワーを浴びて後、日本より持参せるウィスキーを水割りにして飲み、午前二時頃床に入る。 |
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