あひるの絵本
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秋吉台:あひるたちの日本旅行中国地方篇



山口県のちょうどまん中辺に、秋吉台という台地があります。
あなたも、社会科の地理の授業で、教わったことがあるでしょう。 
この台地は、カルスト状台地といって、石灰岩でできています。
ですから、木が生えず、見渡す限り、はげ山のような景色が広がっています。

東ヨーロッパには、よくみられますが、日本では、珍しいので、多くの人たちが、
見物にきます。ヨーロッパのは、本当のはげ山ですが、
ここでは、いくらか木が生えていますね。

あひるたちは、展望台の上から見渡したあと、
思い思いに、あたりを散歩しました。
えかきあひるは、スケッチブックをひらいて、台地の雄大さが伝わるように、
描いてみたいと、思いました。
そこで、空の部分をいっぱいとって、描きました。

おなじように、絵を描く人が、まわりに、何人もいました。
中には、イーゼルをたてて、油絵の具で描いている人もいます。
のぞき込んでみると、えかきあひると同じように、空をたくさん描く人、
反対に、台地ばかり描く人、さまざまです。

展望台の横にある売店では、石灰岩で作ったおみやげを売っていました。
えかきあひるは、重くて頑丈そうな筆立てを、ひとつ買いました。
おみやげを買うかわりに、ソフトクリームを買って、なめているあひるもいます







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