あひるの絵本
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土佐桂浜:あひるたちの日本旅行四国篇



日頃なかのよいあひるたちが十二羽いました。
メスのシズちゃんあひるとタンちゃんあひる、オスのハヤさんあひる,
ミーさんあひる、フクちゃんあひる、カトちゃんあひる、オオさんあひる、
ヨコちゃんあひる、アンちゃんあひる、イマちゃんあひる、少尉あひる、
それに、えかきあひるです。"

あひるたちは、毎年一回、日本のどこかに旅行するのを楽しみにしています。
今までに、北は函館、南は九州、沖縄まで旅行しまた。"
今年(平成十三年)は、暮れに四国にやってきました。
羽田から飛行機に乗って、高知空港に下り、バスで方々の名所を見物して、
足摺岬や道後温泉にとまり、瀬戸内海もわたってみようという、
それは贅沢な旅行です。

飛行機をおりて、まずやってきたのが、唄で名高い桂浜です。
 ほら、土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うをみたという
あの愉快な民謡のことです。
この歌の中で、月の名所は桂浜と、いっているのでしたね。"

土佐の英雄、坂本龍馬の銅像の前で、記念写真をとったあと、
みなで浜におりました。広々として眺めがよいので、
えかきあひるは、さっそくスケッチブックを広げました。
あいにく、水を用意するのを忘れたので、海水で絵の具をといて、ぬりました。
夜だったなら、お月さまを眺めながら、よさこい節を歌ったことでしょう。







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