あひるの絵本
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足摺岬灯台:あひるたちの日本旅行四国篇



翌朝目が覚めると、朝風呂を浴びて、朝ごはんを食べて、
近くの足摺岬灯台にでかけました。
灯台は岬のとったんにあり、海に突き出すように立っています。
夜、沖を通る船が安全に航海できるように、一晩中光を発しつづけます。

この絵は、手前の展望台から描いたものです。
灯台が海に突き出ている様子が、よくわかってもらえると思います。

展望台の下には、ジョン万次郎の銅像が立っています。
万次郎はこの土地の漁師でしたが、幕末時代、まだ少年だった頃、
嵐のために船が流され、アメリカまで漂流したのでした。
万次郎はアメリカで学問を学んで日本に戻り、
その後、日本と外国の間で、かけ橋の役割を果たしました。
足摺岬は、台風銀座と呼ばれる程、
昔から台風が沢山通ることで有名なのです。

あひるたちは、灯台の下までいってみました。
あまり背が高くないので、意外でした。灯台の中には階段があって、
てっぺんまで上れるそうですが、この日は上りませんでした。

岬を一周して戻ってくると、展望台のとなりにある金剛福寺という
お寺に立ち寄りました。何人かお遍路さんの姿があります。
それもそのはず、このお寺は四国巡礼の札所の一つになっているのです。







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