あひるの絵本
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宇和島:あひるたちの日本旅行四国篇



お昼ごはんは宇和島で食べました。
宇和島は、独眼龍伊達政宗の子どもが領主をつとめたところで、
古いお城が今でも残っています。日本には、江戸時代以前の古いお城が
全部で十二残っているそうですが、そのうちの四つは四国にあるのです。
宇和島城のほか、高知城、松山城、丸亀城です。

伊達の殿様は代々学問好きで、宇和島は学問のさかんな町だったそうです。
幕末のオランダ人医師、シーボルトの娘さんも、
この地で学問を学んだのでした。

今は、真珠作りで有名です。
宇和島付近の海岸は、志摩地方の英虞湾と同じように、
海岸線が入り組んでいます。それで、入江が沢山あり、
真珠貝を育てるのに適しているのです。

食堂はお土産屋さんにもなっていて、真珠の飾り物がいっぱい
並んでいました。大きくて立派な首飾りの前には、
沢山のご婦人が立ち止まって、見とれています。
でも、値札を見ると、何百万円という数字が書いてあります。
シズちゃんあひるとタンちゃんあひるは、ため息をついてしまいました。

ミーさんあひるは、奥様のために、小さな真珠を買いました。
えかきあひるは、きのう食べた鰹の土佐作りがおいしかったので、
家で作るときのタレ用にと、スダチの酢を買い求めました。







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