あひるの絵本
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上野動物園でサルに見とれる




上野動物園の花形といえば、サル山のサルたちである。小生のこの日の目当ても、パンダを除けばサル山のサルたちであった。パンダは順番待ちが長くて、短気な書生には待ちきれなかったが、サル山のまわりはそんなに混んでおらず、ゆっくりと観察することが出来たうえに、いい写真も撮ることができた。ここではその写真の中からいくつか紹介しようと思う。

上の写真のサルは、他のサルたちよりも一段と高いところにいて、あたりを睥睨しているように見えたので、おそらくボスザルであろう。もしそうだとしたら、その名前を知りたいと思い、後でネットで調べてみたが、よくわからない。サル山にはボスザルはいないという意見もあった。そのかわりに、いまここにいるサルたちは、青森県の下北半島から集団移住してきたのだということがわかった。



このサルは、さっきのサルより幾分か低いところにいて、やはりあたりを睥睨しているように見えたので、おそらく若頭といったところか。下にいる連中に向かって、仲良くしろよ、と言っているようである。



その足元には二匹の子ザルが遊んでいた。足元が危なっかしく見えるのは、まだ幼いせいだろう。必死に岩にへばりついている。



これは、上のほうの様子をうかがっているサル。子ザルたちにむかって、気をつけなさいよ、といっている様子である。



その目の前を、ほかのサルが岩をよじ登っていく。子ザルたちが心配なのか、それとも自分も上のほうで威張りたいのか。



こちらは、さすがに大人のサルだけあって、足元がしっかりしている。あっというまに、上の方へ這い上っていった。





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