あひるの絵本
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上野動物園のヘビクイワシ




ヘビクイワシは、その派手な見かけもあって、一見して猛禽類には見えませんが、タカの仲間のれっきとした猛禽類です。サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息しています。勇ましい名前は、コブラ類などの毒蛇をいとも簡単に捕食することからつきました。もっともこれは、日本だけの命名で、学術名は射手座の射手という意味です。

上の写真は、水たまりのほとりで凛々しい姿を披露しているところ。目の周囲を縁取るオレンジ色の隈のようなものがチャーム・ポイントです。脚は、猛禽類としては長いほうだと思います。



これは、先ほどのポーズの続き。頭をやや持ち上げて、威張っているように見えます。



これは、先ほどの続きの続き。なにやら思慮深い雰囲気に見えます。なにを考えているのでしょう。ここにはヘビはいませんから、おそらくヘビのことは考えていないと思います。



これは、ロダンの「考える人」を思わせるポーズです。こう見ると、ヘビクイワシという生き物は、単にヘビを食うだけが能ではないと思わされます。



これは正面を向いたポーズ。人間の女性モデルも顔負けの洒落たポーズですね。このヘビクイワシは、メスなのかもしれません。





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