あひるの絵本
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秋吉鍾乳洞:あひるたちの日本旅行中国地方篇



カルスト状台地の地下には、かならず鍾乳洞があるといいます。

石灰岩は、水を通しやすいので、長い年月の間、地下にある地層が、
水に浸食されて、洞窟ができ、その中に、鍾乳石という石灰のつららが、
たくさんできるようになるからです。

秋吉台の地下には、秋芳洞ができました。日本一大きな鍾乳洞です。 
あきよしの、よしという字に、地元の人たちは、
台地の方には吉、洞窟の方には芳と、つけました。いたずらっけがありますね。
洞窟の中に入ると、なるほど大きなものです。
なんだか、ジュール・ベルヌの地底探検の、主人公になった気分です。

いつか、沖縄で見た鍾乳洞のつららは、水晶のようでしたが、
ここのは、灰色で、ゴツゴツしています。背の高いヨコちゃんあひるは、
岩の上から背伸びして、つららにさわろうとしましたが、
どうしても手がとどきません。

洞窟をで出ところには、お店がたくさん、並んでいました。
そのうちの一軒で、お昼ご飯を食べ、ビールを飲みました。
でも、あれほどお酒の好きだった、カトちゃんあひるは、
体を悪くして,飲むことができませんでした。

売店では、大理石でできたおみやげを、たくさん売っています。
気が優しいミーさんあひるは、ここでも、奥さんあひるのために、
飾り物を買いました。シズちゃんあひるは、気に入ったフクロウの人形を、
隣の人に横取りされてしまいました。







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