あひるの絵本 |
HOME|ブログ本館|日本文化|美術批評|東京を描く|水彩画 |動物写真|プロフィール|掲示板 |
仙崎:あひるたちの日本旅行中国地方篇 |
![]() |
青海島のある長門の仙崎地方は、 童謡詩人金子みすずのふるさとだったところです。 ずっと昔に、二十六歳という若さで亡くなった人ですが、 かわいらしい詩と、ほのぼのとした絵が、今でも人々の心をとらえ、 最近になって、人気の出てきた作家です。 仙崎には、金子みすずにあやかった、土産物屋や展示館がたくさんあります。 その中の、みすず館という店につれていかれました。 でも、みすず館とは名ばかりで、店の一隅に、 みすずの絵本が何冊か売られているのみです。 えかきあひるは、すこしがっかりしましたが、 記念に、みすずの絵はがきセットを買うことにしました。 アンちゃんあひるたちは、試食のかまぼこをたべて、満足しました。 外に出ると、絵にあるような風景が、広がっていました。 何でもないような風景ですが、それでも何だか、心に訴えるものがあります。 青くかすんだ山の下に、黄金色の原っぱが広がり、 田舎の家がのんびりとたっています。 まるで、夕焼けこやけの歌に出てくるような、風景だとは思いませんか。 安野光雅の絵本にも、こんな風景を描いたものが、たくさんありましたね。 えかきあひるも、早速この風景をスケッチしてみることにしました。 安野さんのように、うまく描けたかどうかは、どうぞ、きかないでください |
![]() HOME|中国地方篇|次へ |
作者:えかきあひる All Rights Reserved (C) 2005 |