あひるの絵本 |
HOME|ブログ本館|日本文化|美術批評|東京を描く|水彩画 |動物写真|プロフィール|掲示板 |
島根ワイナリー:あひるたちの日本旅行山陰篇 |
![]() |
出雲地方は、甲州と肩を並べるほどの、ブドウの産地だそうです。 出雲のブドウは甘くて種がなく、甲州よりも早く収穫されます。 夏には、そのブドウを使ってワインを作り、島根ヌーボーとして、 日本中の飲み助さんたちを、喜ばせるのだそうです。 あひるたちは、島根ワイナリーというところに、案内されました。 出雲でいちばん大きなワインの醸造工場だそうです。 工場の中には、見学用の通路がもうけられていて、ガラス越しに、 ワインを製造している光景をみることができます。ばかでかい樽があって、 そこから甘酸っぱい匂いが立ち上がっています。 見学したあとは、ワイン試飲コーナーで、できたてのワインを 飲むことができました。白くて甘いワイン、白くてすっぱいワイン、 赤くて辛いワイン、ローズ色でフルーティな味のワインなど、 たくさんの種類のワインがおいてあります。 全部の種類を飲むと、すっかり酔っ払ってしまいそうです。 えかきあひるは、白くて中くらいの辛さのワインが気に入りました。 シズちゃんあひるは、桃色のすっぱいワインが気に入りました。 ハヤさんあひるは、あまりお酒に強くありませんので、 グレープジュースのような、フルーティな味のワインを飲みました。 工場の人の話では、ここのワインは誰からも愛され、 出雲の神様を始め、日本中の神様も、大のごひいきで、 先日もみなさん、お土産に持ち帰られたそうです。 あひるたちは、中庭に出て、ほてった顔を冷やそうとしました。 でも、すこしくらい顔がほてっても、かまわないだろうと思い、 みなそれぞれに、お気に入りのワインを飲み続けました。 ワインを飲みながら、出雲牛のステーキを食べる人もいるそうですが、 あひるたちには、牛肉はどうも、口に合いません。 |
![]() HOME|山陰篇|次へ |
作者:えかきあひる All Rights Reserved (C) 2005 |