あひるの絵本 |
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龍串珊瑚礁:あひるたちの日本旅行四国篇 |
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足摺岬より北の海岸沿いに、龍串というところがあります。 きれいな珊瑚礁があることで有名なところです。 あひるたちは早速、底がガラスでできている船に乗って、 珊瑚礁を見にいきました。 海はエメラルド色に輝いていて、ただでさえ美しいのですが、 船が珊瑚礁の上にさしかかると、ガラスの船底を通して、 それはそれは素晴らしい眺めがあらわれました。 すきとおった水の底に、色あざやかな珊瑚たちが広がり、 その間を、青や金色の魚たちが群れをなして泳ぎ回っています。 とげをいっぱいに広げたウニもいます。 まるで、夢のなかの世界を見るような気持ちになりました。 オオさんあひると少尉あひるはすっかり感心して、 海にもぐって、魚たちといっしょに泳ぎたいと思った程でした。 アンちゃんあひるは、あのウニをとって食べたら、 さぞおいしいだろうと、思ったのでした。 この絵は、陸に上がったあとで、さっき乗った船を描いたものです。 入り江のすぐ近くまで山がせり出し、複雑に入り組んだ海岸線の様子が、 よくわかってもらえるでしょうか。この辺の海岸線は、 岩手の三陸におとらない、みごとなリアス式海岸なのです。 |
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