あひるの絵本
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上野動物園に遊ぶ




今日(4月11日)は朝から晴天が広がり、気持ちのいい陽気なので、荊婦がいうとおり、家の中に閉じこもっていないで出かけることにした。目標は上野動物園。久しぶりに動物たちと触れ合ってみたいと思ったのだ。そんなわけで、午前九時半ごろ家を出て、船橋から京成電車に乗って、十時半過ぎに上野動物園にたどり着いた。ウィークデーということもあるし、春休みも終わったので、園内は小さな子供を連れた母親とか外国人ばかりが目立った。

正面玄関から入ると、すぐ右手がパンダの檻だが、いまはそこにはいない。西園の一角にパンダ専用の展示スペースを設け、そこで特別公開しているとのこと。あとで立ち寄ったところ、入場するまでに三十分かかるというので、気の短い小生はパスすることにした次第だ。そのかわり他の動物たちをゆっくり見て歩いた。最も気に入ったのは、無論サル山のサルたちである。いま国会では、サル扱いされた議員たちが、おれをサルと一緒くたにするのは怪しからんといって騒いでいるが、ここのサルたちは、つまらぬことに目くじらをたてずに、悠然と過ごしている。そこがいいところだ。



そのほか、東園では、鳥類をはじめ、カワウソやホッキョクグマなどを見、また西園では、ペンギン、フラミンゴ、キリン、オカピ、カモシカなどを見た。この写真は、東園の一角に立っていたトキの像である。

西園は不忍池に接しているが、その池にかけられた橋を渡ると、アイアイの住む森というのがあって、そこにマダガスカルの珍獣フォッサとキツネザルがいる。フォッサはひと時もじっとしておらず、一方キツネザルは動くのを嫌っているようだった。



キツネザルを見終わるころには12時半を過ぎていたので、食事をしようと思ったが、動物園内ではろくなものは食えないだろううと思い、外で適当な食堂を探すことにした。この写真は、アイアイの森の入り口に置かれていたキツネの像である。園を出ようとするところで、何か肝心なものを見忘れたような気がした。象である。なぜ象を見なかったか、うかつというほかはないが、わざわざ引き返すのも面倒なので、後日に繰り延べすることとした次第。

園を出て広小路方面へ歩いていくと、「すしざんまい」の看板が見えたので、そこですしのランチセットを注文した。ビールを頼んだのはいうまでもない。ところがランチにかかわらず、ビールを頼むとお通しがついてくる。この日は大根の切れ端のようなものがついてきたが、無論有料である。

なお、個々の動物との触れ合いの記録は、別途ご紹介したいと思う。乞うご期待。


上野動物園でサルに見とれる

上野動物園でサルに見とれるその二

暑さにへたる上野動物園の北極グマ

上野動物園の猛獣トラ

遊泳する上野動物園のカワウソ

上野動物園のバク

上野動物園の猛禽類:オオワシ、オオタカ、コンドル、シロフクロウ

上野動物園のヘビクイワシ

上野動物園の水鳥:タンチョウヅル、オグロヅル、ハシビロコウ

上野動物園のペンギンたち

上野動物園のフラミンゴ

上野動物園のキリン

ボール遊びを楽しむ上野動物園のサイ

上野動物園のカバとコビトカバ

上野動物園のフォッサとキツネザル





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