あひるの絵本
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上野動物園のペンギンたち




東園からイソップ橋を渡って西園にやってくると、最初に目立つところに見えるのがペンギンたちです。上野動物園には、過去さまざまなペンギンたちがいましたが、今いるのはケープペンギンです。南アフリカのケープ地方に生息しているので、ケープペンギンと呼ばれています。中型のペンギンです。

ペンギンのいるところは、沢山の穴があいた岩山とそれを取り囲むプールからなっています。上の写真は、岩山の踊り場に並んだペンギンたち。ペンギンは普段遊ぶのが大好きな動物ですが、この日はじっと動かずに休んでいるペンギンたちが目立ちました。



中には、プールで元気よく遊んでいるペンギンもいます。まだ子供のようです。一緒に水の中で遊ぼうよと呼びかけているようです。



別の若いペンギンが加わって、二羽で他のペンギンたちに呼びかけました。水の中は気持ちがいいから、是非入って来いよと言っているようです。



でも、呼びかけられたペンギンたちは、その呼びかけを無視して、別の方向に気を取られています。



岩山の反対側にいるペンギンたちと、なにやら話し合っているようです。どんなことを話しているのでしょうか。



一方では、踊り場の壁に空いた穴に首を突っ込んでいるものもいます。穴の中は居心地がいいのでしょうか。



全身を穴のなかに押し込んで、器用に収まっているところはなかなか愛嬌を感じさせます。



ペンギンたちはみなそれぞれに、思い思いの行動をとっています。この日は天気もよく、日向ぼっこには最適の日でした。





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